ミルキーに向けて その1

2016年のミルキーは、FSZのOH後の復帰戦で、結果は6位入賞。復帰戦ならまぁまぁの成績ですが、ポディウムを狙って準備を進めていたので、正直、微妙な順位でした。

Eとの反省会で出たのは、トリップメーターの追加と測り易いストップウォッチの導入(高機能ストップウォッチは結局宝の持ち腐れ)。トリップメーターの追加は、諸般の事情で却下。かわりにFSZのトリップメーターをキッチリ働くように整備。これまで、リセットが出来なかったのですが、ツマミを調整してリセットできるようにしました。これを、スタートからの累積距離測定に使ってラリーメーターの補完にすることに。

ストップウォッチの方は、FSZの年代に合わせて古いアナログストップウォッチを使うことにしました。ならば、良くヒストリックラリーカーに見られる時計+ストップウォッチが良いなぁと。

ストラトスのコックピット

結構、自作しているのも見かけるので、作ってみることに。でも、手持ちに適当なサイズの時計が無いので、ヤフオクでポチッと(笑)。

手に入れたのは、セイコーの手巻き懐中時計。いわゆる鉄道時計。これに手持ちのセイコーのストップウォッチを組み合わせることにしました。


ストップウォッチの透明プラスチックカバーは、経年変化でひび割れてきていたので、クリアーを吹いてコーティング。これらを固定するのは、デルタのウィングステーを作る時に買った3mm厚アルミ板の余りを使うことにしました(物持ち良過ぎ)。


現物をあてがって、固定ネジ位置を決め。ポンチして3.2mmのドリル歯で下穴を開け、M4タップで慎重に雌ネジを切りました。ココにM4マイナスネジ(これはベルギーに居た時にホームセンターで買ったもの)を立て、ネジにシリコンチューブ(これは20年前のラジコンパーツ)を嵌めておいて、時計とストップウォッチを固定するというもの。


ストップウォッチはリセットボタンがあるので傾けて固定。3mmしかネジ穴が無い割にはしっかりと固定できました。なお、加工の終わったアルミ版は、ペーパーを当ててバリを取り、グラインダーでバフ掛けして仕上げました。


FSZへの取り付けは、ラリーメーターのステーに両面テープで貼付けました。ナビシート前のグリップに引っ掛けられる用にアルミ板加工したステーは、ピッチング塗料で疑似梨地加工。


こんな感じで取り付け完了。いい雰囲気になってきました(自画自賛)。

時計以外は余り物で作製しているので、掛かった費用は時計代の5.5kほど。まぁ、良いのでは? セイコーだけに、実用十分な精度もありそうですし。ミルキー2017に向けて、少し前進かな?

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