投稿

12月, 2015の投稿を表示しています

年越し決定

イメージ
その後も、地道な作業を続けていたFSZですが、年内完成は無理となりました。年越し決定! その理由は、ピストンリング。入手していたピストンリングのサイズがピストンに合わなかったのです。どこで、どう間違ったのか..... うちのFSZのエンジンは1.3S2で、818.303エンジン。ボアが77mmのものです。見た目はオリジナル(随所に色んな部品が使われていましたが)。ピストンもオリジナルだと思います。そこで、「818.650で818.303エンジンに合うピストンリングが欲しい」とオーダーして入手しました。当然、ボア77mmでLANCIA用が送られてきました。 コレを組み付けて、準備を進めていたのですが、不注意から1つだけオイルリングが部分的に欠けてしまったのです。どうしようもないので、再度オーダーすると、送られて来たのは別の会社のピストンリング。この時点で頭の中には?マークが一杯。同じものを要求したのに、なぜ? でも、送られて来たものは、確かにボア77mmのフルヴィア用。まぁ、機能が同じなら、メーカーが違っても大丈夫かと組もうとすると、何だか感触が異なります。 気になってバラす前に付いていたピストンリングを計測してみると、トップリングが1.45mm、セカンドリングが1.98mm、オイルリングが4.00mmでした。 一方、マニュアルを紐解くと、トップリングは1.478-1.490mm、セカンドリングは1.978-1.990mm、オイルリングは3.978-3.990mmとなっています。 先に入手したリングはオイルリングが0.1mmぐらい薄かったのです。今回入手したものはオイルリングがほぼ4.00mm。と言うことは先に入手したものが全滅。う〜ん。因にパッケージ上は77X1.5、77X2.0、77X4.0となっており問題ないようなのですが、現物が違う。 と言うことで、再度ピストンリング一式を入手せねば作業は再開できません。本年はココで終了。 次なる目標は、イタジョブ2016としました。さぁ、今度は何処から入手しようかなぁ.....

まだ使えるぞ〜

イメージ
最近、iPhoneのバッテリーが保たなくなってきました。まぁ、それもそのハズ、iPhone 4Sですから(笑)。 それだけじゃなくて、以前からスリープボタンがお亡くなりなっていて、不便な時も.... こんな時には、そう、自分で直します(単に貧乏性とも言う)。修理方法はネットで検索すれば出てきますし、必要なパーツもオンラインで購入できますから。あとは、at your own riskを理解していればOK。 ネットの情報を確認しながら、作業に入りました。もちろん、老眼鏡は必須です(笑)。ネジ類が小さいだけに、無くさないように、また、どのネジか分かるようにバラしていって.... バッテリー交換だけなら5分も掛からないことが、良くわかりました。でも、スリープボタンを修復しようとすると、センサーケーブルを交換せねばならず、コレにアクセスするには殆ど全バラしないと無理。 まぁ、やりだしたら、行くところまで行くだけ。本当にバラバラになって行くと、元通りになるのかどうか一抹の不安も.... いろいろコツみたいなものがあって、多少難儀しましたが、40分程度で無事センサーケーブルが外れました。精密ドライバーで指し示している黒いポッチ(これがコンタクトスイッチ)がすっ飛んだために、スリープボタンが効かなくなっていたのです。コレ、良くあるトラブルとのこと。まぁ、だから、解体マニュアルも直ぐ見つかるし、パーツも見つかるのですが.... 外した順を逆にたどれば元通りになるはず(笑)。なかなか新品ケーブルが馴染まず収まりが悪かったりして、取付けたメインボードを再度外したり.... それでも、最終的には何とか元通りに戻りました。 USBケーブルを繫ぐと、見覚えのあるリンゴマーク。取りあえず起動しているようです。暫くするとパスワードを要求されて、無事起動。でも、本当に使えるのかなぁ??? ミュージックを再生してみると、ちゃんと音が聞こえます。ボリュームもOK。タッチパネルも問題無い。通話は? Eの携帯に電話を掛けてみると普通に通話でき、着信も問題無し。 うん、動作テスト完了! 気になる中華製バッテリーは、へたりきった純正バッテリーよりはマシです。これまで、フル充電でかろうじて1日保っていたところが、2.5日保つようになりまし

クラッチレリーズベアリング交換

イメージ
トランスミッションのOHは一応完了しているのですが、フヂイ社長への伝言ミスでクラッチレリーズベアリングが交換されていなかったので、交換しました。 クラッチ三点セットは、前のオーナーがオランダからイタリアへドライブ旅行に出掛ける前に交換し、まだ1万キロ程度しか使っていませんが、この際だから新調することにしました。しかし、パーツの場所をフヂイ社長に伝えていなかったのです(笑)。 レリーズベアリングもクラッチ板もカバーもまだまだ使える代物なので、ストックに保管することにして。 このアームを外してシャフトを抜けばレリーズベアリングが抜けてきます。アームの位置重要なので、マーキングして... ところが、レリーズベアリングを前後に動かすホルダーがレリーズベアリングから外れない。何故かしっかり噛み合っていて、力技ではホルダーの腕が折れそうなので、レリーズベアリングのピンを削り落として抜いてもらいました。 ベアリングはガタも無く動作も問題なかったのですが、この部分の動き辛さがクラッチジャダーに繋がったのではないかと思います。 新品レリーズベアリングは、ホルダーアームとのクリアランスも問題なく、非常にスムーズに動くようになりました。

ステアリングギアボックスのOH

イメージ
ミルキーに間に合わなかったFSZですが、時間的な制約が減ったので、やれるOHを追加でやってしまうことにしました。 サブフレームを降ろしている今だから出来るステアリングギアボックス、アイドラーボックスのOHです。ステアリングを切ると「ゴリゴリ」感が有ったことも、OHすることにした大きな要因です。 分解してみると、色々不具合が。スタリングギアボックスは、フルヴィアに良くありがちな万年オイル漏れ状態で、最近はギアオイルの代わりにCVジョイントグリスを充填して漏れないようにしていました(笑)。しかし、漏れていた頃にはどうしてもギアボックス上部のニードルベアリングが油切れを起こしていたらしく、ココが錆びていました。そのため、シャフトもコンマ数ミリ摩耗していることが判明。 幸い、オイルシールは国産の合うサイズが見つかり、ニードルベアリングも国産代替品が見つかりました。すり減ったシャフトは29mmまで削って内径が1mm大きいベアリングを入れることで対応することにしました。 アイドラーの方は、ベアリングで支持されるのではなくブラスのスリーブで支持されるタイプ。こちらは、綺麗にして良いグリスを充填すれば大丈夫そうです。ただ、ピッタリ合うオイルシールが国産サイズでは無いので、内径が少し狭いもの使って、オイルシールが当たる部分だけ、荒れているシャフトの肌を少し削ることで対応することにしました。 こう言った加工や代替パーツの入手はパワーアップしたフヂエンのお陰。良かった〜。 動作部分のOHは目処が付いたので、ケースの方もレストアすることに。ご覧のようにケースも何もかもシャーシブラックが塗られているので、コレを剥離してオリジナルのアルミ地肌にしていきます。 剥離剤を使って粗方の塗料を落とし、落ちない部分はマイナスドライバーなどで削って、最後に真鍮ブラシで磨いて完了。 まぁ、こんなもんで勘弁しておいてください(疲れた〜)。

スタッドレス新調

イメージ
F31のスタッドレスを新調しました。何時ものようにフヂエンに連絡して、タイヤを交換。これまでの スタッドレスタイヤ は2シーズン、履き潰しを狙って、この夏までそのまま履き続けましたが、意外に減らず(笑)。でも、雪上も氷上もあまりグリップ感が無かったので、もうちょっとそれらしいものに換えようと言うことに。 総出でチャッチャと交換して頂きました! それらしいと言っても、またまたアジアンタイヤ(笑)。でも、前回よりは氷上性能がやや向上したものをチョイス(ナンカンのESSN-1)。 このパターンが このパターンに コンパウンドも以前より柔らかいので、今回は多少期待が持てます。その分、ドライ走行はちょっと頼り無さげでした。

ミルキーウェイ・ブルーアイランド・ラリー2015反省会

イメージ
最大の反省は、FSZが間に合わなかったことですが.... 一応EのBMWでオープン参加したので、競技の反省を。 結論から言うと、メタメタ。過去3年間はポディウムでしたが、これが本来の実力かも。しっかり反省して、来年に繫げるつもりです。リベンジ! ジネッタさん撮影 FSZと勝手が違ったのは、トリップメーター。現代車はトリップメーターがデジタルです。そのため、100mより下の距離は全く不明。正確な距離計測にはアナログのメーターの方が良いことが分かりました。少なくとも100mの半分ぐらいなのか1/3なのかは判断が付きますから。そこで、今回は音楽を掛けながら、100mを一定速度で走って拍子を取りながら10m単位を予測すると言うことで距離は算出してみました。 もちろん、距離だけではダメなので、タイムをしっかり計りました。この日のためにEは新たなストップウォッチを購入。でも、これがマズかった。高機能なストップウォッチのため、ボタンを押し間違えると取り返しのつかないことに.... 正確なアナログのストップウォッチの方が良いことが分かりました。 最大の敗因は、気のゆるみ。何せ、ATの現代車。ドライバーもナビゲーターも楽し過ぎ。緊張感が欠如して、幾つかのサインを見逃したり、ミスコースをするありさま。やっぱりFSZで参加しないダメなことが分かりました。 1stステージ TS1:195m(誤差5m) TS2:123秒(誤差なし) TS3:172秒(誤差8秒) TS4:266秒(誤差1秒) TS5:24秒(誤差なし) TS6:14秒(誤差1秒) TS7:213秒(誤差100秒) TS8:58秒(誤差43秒) TS9:229秒(誤差3秒) SS:318秒(誤差2秒) QS1〜5:全問正解 CP-1:800g(誤差23g) 2ndステージ TS1:7秒(誤差2秒) TS2:45秒(誤差2秒) TS3:53秒(誤差なし) TS4:125秒(誤差なし) TS5:145秒(誤差57秒) SS:46秒(誤差なし) QS1〜2:全問正解 敗因は、1stステージのTS7とTS8。何れも計測スタート地点を見落とす痛恨のミス。2ndステージのTS5はKさんが自転車で走ったら何秒を当てるものなので、可も無く不可も無く。いや、相変わらず