女神湖氷上ドライブ 続き

この日集まった参加は20台強。軽四からBMW M3までバラエティーに富んでいました。中でも最大派閥はユーノス・ロードスター。毎年のように参加されている方も入れば、K&Eのように初参加組みも。

受付を済まし、クルマは高圧洗車で汚れを落とし、説明を聞いて、早速スタート。氷上と言っても昨日の雪が被っているため、雪道感覚に近く、思ったより滑らない。「何だ、こんなもんか」と思ったのも束の間、外周の一番奥のコーナーは雪が付いていなくて氷。侵入速度は20km/h程度でしたが、フロントのグリップがスッと無くなり、ブレーキを踏めどもABSが作動して全く効かず。横滑りのまま雪に。

ハイ、スタック(本日初めて、全体でも第一号!)。
渡されたトランシーバーで救援を呼び、四輪チェーンのランドクルーザーに引っ張ってもらって出して貰いました。

コース外は30cm程度の雪。幸い、軽い柔らかい雪だったので何事も無く....

ココから、ビビリモード全開。先ずは、滑らない様にコース全体を走ってみました。因に救援をお願いしたのは初めのスタックと終了後の2回のみ。カウルが割れないなら、もっと攻めますが、まぁ、この程度が一番。

定常円では、フロントが流れて全然曲がりません。エリーゼってMRなのですが、リアがかなりヘビー。さらに前後サイズ違い、銘柄違いのスタッドレスでグリップも全然違う(笑)。何を隠そう?エリーゼのタイヤサイズで国産スタッドレを導入するのは予算的に無理(そこまで雪国じゃないしねぇ)。そこで、前輪にはNokian HAKKAPELIITTA R (195/50R16)を、後輪にはナンカンSN-1 (225/45R17)をチョイス。

ノキアンはフィンランドのタイヤでナンカンは台湾のタイヤ


リアトラクションの強さ(アンダーステア)には最後まで悩まされました。まぁ、このお陰で大雪の中でも行きの登りでのスリップはほとんどなかったのですが...


初めはトラクションコントロールを切らずにドライブしていたのですが、アンダーステアをカバーするためにはパワースライドに持ち込むしかないので、切ってみたらこんな感じに...

滑らさずに走るには勿論トラクションコントロールが有った方が良いのですが、ココは滑らせる練習なので、OFFにして練習しました。


少しだけスライドさせながらスラローム。FRな方々は派手にリアを振って楽しそう。それとともに、結構皆さん雪の中に刺さっています(笑)。結構なスピードで刺さると、フェンダーが凹んだり、スポイラーが割れたり....。やっぱり、そこまでは真似できません。


それでも、トラクションを活かして外周の直線部分ではトップスピード70km/hほど。相当コーナーの前からブレーキを掛けてもなかなか減速しません。いやぁ、ホントに練習になります。

Eと交代で、丸一日氷上ドライブを堪能しました。これが、結構疲れます。集中して、アドレナリン出しまくって、心拍も上がって...
モータースポーツとは良く言ったものです。

終了後の牽引理由は....

湖から管理センター横を抜けて駐車場に戻るには、このような坂を登らねばなりません。開始時には雪も締まっていてフラットな坂だったのですが、日中の気温上昇と何台も先行車が登った時に掘られて、エリーゼの車高ではカウルが当たってしまいそうだったので、安全を優先して牽引してもらうことに。その前に、スタッフ総出で地均し(お手数お掛けしました)。

除雪車に牽引ロープを繋いでゆっくり引っ張ってもらいました。

兎に角、楽しいし、良い練習になるのは間違い無し。Eは帰ってくるなり、「次回は何時行こう?」と。

それにしても、今回導入した格安スタッドレス、前後で5万弱とリーズナブル(フヂエン全面協力)。これでも新品ならそれなりに使えるってことが分かりました。意外にこの手のスタッドレスが早めのサイクルで交換して行く方が安全なのかも....

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