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PC壊れた

大学で使用しているDellのPCが壊れました(泣)。 電源スイッチを入れても電源が入りません。コンセントを抜き差ししているうちに突然起動できたり、一度起動した後の再起動は何の問題も無いのに、朝一番の起動が大変。絶対電源ユニットの不調だと思うけど.... DirkのPCが以前ネットワークボードが逝かれて修理に出したので聞いてみると、医学部内のPC管理をしている部門が修理もしてくれるらしいとのこと。早速持って行きました。 で、気付きました。そう言えばPC内のHDDに入れてあるデータのバックアップ無いじゃん。 う〜ん、どうしよう。仕事が進まないよ〜。 とも言っていられないので自前のMacを持ち込んでお仕事。やっぱり肝心なデータの一部が無いと.... しょうがないので別途発生した仕事を片付けています。

電球切れ

プジョーのヘッドランプの電球が切れました。まぁ、寿命ですね。こちらでは高速を走る時はいつも点灯していますから.... 親切な男性が、「左側の電球が切れているよ。そのまま乗っていると警察に切符を切られるから直した方が良いよ」と教えてくれました。この辺りは日本の整備不良と一緒ですね。電球一個で切符を切られてはかなわないので早速交換。でも、どうするんだろう? ちょっとGoogleで調べてみると、イギリスの206GTIページに交換方法が載っていました(ラッキー)。どうやらランプユニットの裏側に蓋があってコレを外さないと電球に到達しないらしい。でも、どう見てもスペースないし... 続きを読むと、左側はABSユニットに繋がる配線を抜いてどかすと外れると書かれてある。な〜んだ。 しかし、電球ってどんなタイプなんだ? と取扱説明書を見てみるとオランダ語の記載の中にH4とH7の記載がある。う〜ん、どっちだ? 普通ならH4か。 とにかく切れた電球を外してみれば簡単に分かるので外してみる。ABSのコネクターを抜いたら確かに簡単に蓋が外れました。電球を外してみるとH7(初めて見た)。近所のHuboへ買い出し。丁度1個だけ在庫が有り8.40ユーロ也。H4なら4ユーロ代なのにちょっと高いなぁ。 交換作業は5分。右側はウインドウォッシャータンクをどかさねばならないのでちょっと面倒そうですね。左側で良かった(笑)。

LOST

というアメリカのTVドラマにハマっていますが、放映が月曜日21:10から。月曜日は英語クラスのの日なので半分ほど見れません(トホホ)。このドラマにはうちのボスもハマっているらしい。月曜日だけは家での仕事を控えてTVに一家で集い見ているそうです(このドラマは当然?英語放送+オランダ語字幕)。 先日Eがこのドラマの単行本が有れば読んでみたいと本屋でチェック。LOSTのタイトルは見つかったものの、どうも内容違い。 DVDも出ているみたいなのでコレを手に入れるのがベターかと思うのですが、原著も読んでみたい。タイトル同じなのかなぁ...

" K&E's " life in Belgium

だったんですが、最近は " K's " life in Belgium になってしまってます(笑)。 Eはまだ脱会したつもりはないので、夏休みの宿題状態で記憶の紐をときほぐしつつラストスパートをかけようと思っています。 今日は " 復帰宣言 " をして気合いを入れ直し終了としたいと思います(笑)。

買い物2

ヨーロッパでは日本より格段と革製品が安い。通りを行き交うヒト達も皮のジャケットやコートを着こなしていて、革製品なのに雨でもおかまい無し。それはやはり安いから? もちろん、トルコやエジプトの方が格段に安いのですが.... 先日ブラッセルのグランプラス近くバザール?はどう見てもトルコ人?、インド人?などの非ベルギー人たちが革製品の店を開いています。表に掛かっているジャケットやコートなどは50-100ユーロの値札が。でも、雰囲気が怪しい(笑)と外国人相手の交渉事が苦手なK&Eはいつも素通りをしていました。 トルコもエジプトも旅行して度胸が付いた後にバイクに乗る時にも履けるような皮パンツが欲しくてブラッセルへ行ってみました。当然のように店の中に連れ込まれ、「日本人?」という愛想に負けないように交渉を続けると、まぁ、OKかなという金額まで落ちて行きます。で、皮パンツと革ジャンなどを買い込みました。これが10月のこと。 今回は晩秋のウィーンを旅して寒さが身にこたえ、スーツの上にも羽織れるようなコートを買おうと言ってみました。たまたま目の会ったトルコ系のお兄ちゃん。愛想笑いが最高です。店に入るといつものように「日本人?』と日本語で話掛けてくる。私は目当てのコートが有ったので問題は価格交渉。Eもついでにコートを探す。いろいろ気に入らないらしいが、それこそ日本で買うことを考えればたぶん1/3位の価格? 多少妥協して商品決定。 お互いブロークンな英語での価格交渉。なかなか笑えます。「もうちょっと負けてよ〜」と頼むと「何かプレゼントくれれば」と切り返される(マジでチューイングガムでもあげようかと思った)。結局最初の言い値から40ユーロ負けさせて商談成立。皮コート2着190ユーロ也(皮のコートじゃなくてもコレ位するからOKでしょう)。

お買い物

今週末はお買い物。 でも天気は昨晩から雪が降り、アパート前でも数センチの積雪。今日はブラッセルとオランダのブレダに行かないとダメなのに... 帰国予定者は引越免税が利用できます。でいろいろ買おうと言う訳です。ベルギーは21%も消費税を払っているので免税となれば結構デカイです。と言う訳でEはブランドバックを購入してご満悦。私は... オランダのブレダに住むJoopさんからフルビアのスペアタイヤを購入。もちろん個人売買だから免税(笑)。純正アルミにピレリの当時もののタイヤが付いている未使用品(らしい)。ランチアクラブNLのメンバーでもあり先日のZandvoortにも来ていたので話が早い。 彼から、「この間のザガートの日本人ね」「そうそう、日本に持って帰るためにパーツを集めているの」と言うような訳で... 彼のガレージにはシリーズ2の1600HFが鎮座。その周りにはミッションやらボディーパネルやらグリルやらパーツがざくざく(笑)。毎年イタリア・イモラで行われるフリーマッケットに出掛けてパーツを仕入れてくるそうで。当然?いらないパーツまで買い込んで来て、たまにガレージセールをするとのこと。 「困ったことが有ったらいつでも連絡くれればパーツ探してあげるよ」と優しい言葉を貰って帰路に着きました。

初雪

今朝はちょっと寒い。で、表に出てみるとポツポツと。良く見ると雪と言うより小さな氷。いよいよ冬到来。 ドイツやオランダ、UKでは雪に凍結で道路は大変な状態らしい。先月までの異常な暖かさは何だったんだろうと思うぐらい寒い。ベルギー人に言わせても、今は例年より数℃は寒いとのこと。これも異常気象なんでしょうか? そんな中Stefanはドレスデンの実家に帰るらしい。大丈夫なんだろうか?と聞いてみると、日中は晴れていたから大丈夫とのこと。ホントか〜? ドイツはクリスマスマーケットが各地で始まり、この時期家族や親類と週末を過ごすことが多いそうです。やっぱりキリスト教の人々に取ってクリスマスは大事なイベントなんでしょう。 とにかくまぁこれでヨーロッパアルプスもどこも雪らしい。スキーシーズン到来と言うところです。週末もず〜と寒い日が続くようです。

やっぱり

さて、就労ビザの期間延長のために市役所に。毎週木曜日は午後からしか開きません。そのかわり?夜7時まで開いています。前回手続きした際に「次回は列を待たなくても向かいの受付で貰えばOKだから」と説明をうけたので期待して午後6時に行きました。 受付で事情を説明すると、「チケットを取って並んでネ」と。なに〜? 効けばCビザは並ばなくても貰えるけどBビザはダメなんだそうで。やっぱり.... と言う訳でやっぱり1時間待つことに。その甲斐あって?無事延長終了。次は居住IDカードの延長か。また1時間並ばねば.... 待っている間、人間ウオッチング。スゴいのは役所の皆さん。外国人相手にオランダ語、英語、フランス語で対応。日本人以外は納得するまで素直に引き下がらないので(笑)、母国語以外でもやりやっています。 弱ったのは中国人。なんで、チケット一枚じゃなくて何枚も取って行くかね〜。気持ちは分かるけど.... たぶん、そう言う申し送りがされているのでしょう。

手紙

必要な手紙とそうでない手紙が届きました。 必要なのは、11月で切れる就労ビザの延長申請が終わったので役場に来いと言うレター。これで帰国まで不法滞在は無くなりました(笑)。 不要なのは、保険掛け金の請求書。私は会社による海外旅行者保険、Eは自分で1年間の海外旅行保険を日本で掛けており、こちらの健康保険のお世話にはなっていません。実はこの手紙2回目。これは一定期間フランダースに居住するとベルギーの健康保険に加入する権利が発生するらしく(と言うより強制的に加入させられる?)、掛け金を払えと言ってくる訳です。 大学から給与を貰っているとか、現地企業から給与を貰っていれば天引きの形で支払うのでしょうが、私は日本の会社から給与を頂いています。ので、必要なし。前回、「これこれしかじかなので不要」と書いて送ったのに.... どうしようかな? またLeentjeに相談だ〜。

シトロエンDS

ってクルマをご存知でしょうか? ランチア・アウレリアB24スパイダーと同年時に生誕し、今年50周年を迎えたフランスのクルマです。が、何故か大学の駐車場に停まっている。それもピカピカ、フルレストア済みと言う感じ。 ワックスもしっかり効いて、手入れも抜群。なのに日頃の足なの? このところベルギーはまったく冬の天気。なので、晴れていても突然曇って雨が降ったり。それでも泥ドロの空き地に’駐車してある。まさかベルギーナンバーじゃないよなと覗いてみるとやっぱりオランダナンバー。でも、登録はちゃんとオールドタイマー。 オランダはベルギーと違って変?なオールドタイマーに対する規制が有りません。ベルギーでは夜間は乗れませんがオランダはOK。ヨーロッパの面白いのは当然?他国でも自国のルールになるのでオランダナンバーならオールドタイマーでも堂々と夜間走行できる訳ですね。 なるほど、オランダがオールドタイマーの一大マーケットだと言うことが良くわかります。

お金に関する表現

Someone blows money. Someone hasn't got a penny to his(her) name. Someone is rolling in it. Someone lives from hand to mouth. Someone lives in the lap of luxury. It costs next to nothing. It isn't worth a bean. It costs an arm and a leg. Someone paid through the nose. Someone burns money. Someone is broke. It is priceless. Someone is stinking rich. Someone lives on the breadline. It is dirt cheap. It is worthless. It costs a fortune. Someone paid over the odds. Someone lives like a king. この中でどの文とどの文が同じ表現でしょう? こんな表現方法は日本にはあまり無いので良くわからない。でも、オランダ語やポーランド語などには似た表現があるそうで。いいなぁ....

麻雀大会

今日は多分ベルギー最後の麻雀大会。今回はK先生宅でいつものメンバーが集まって開催。 半チャン1回目。なんかツモが良いじゃないですか〜。と言う訳で初めて?トップで半チャン終了。ワ〜イ! 続いて半チャン2回目。良いところまで行くのに周りが先に上がって行く。う〜ん、宜しくないなぁ... で、終わってみればドベ。 幸い?トータルでは浮いていたので総合2位と言う結果。ヨカッタ良かった。

ディナー

さて、ボスと奥さん、息子さんと下のお嬢ちゃんの4人を迎えてのディナーは何とか無事終了。ボスと奥さんはともかく子供達はホントに和食が食べれるのか?という心配を余所に、意外にOKでした。 メニューはまず、枝豆とかまぼこを摘みに梅酒のアペリティフ。かまぼこにはワサビと醤油を付けて... 次は人参、きぬさや、椎茸、高野豆腐の煮付けと冷や奴。 メイン?は握り寿司と手巻き寿司(ネタはスモークサーモン、甘エビ、イカ、出汁巻き、鰻、キュウリ、ツナマヨ、カニマヨ、ささみの天ぷら)にみそ汁。 デザートはみたらし団子ときな粉団子。 まぁ、日本酒はむりなので、白ワインをチョイス。 イザベル(お嬢ちゃん)はホットな味が意外に好きということで、ワサビを付けてパクパク。豆腐とイカはダメだったらしい。 ティーボ(息子さん)もほぼ全部OK。でも、やっぱりベルギーの若者、手巻きにはツナマヨ、カニマヨ、ささみの天ぷらをメインに巻いていた。 ハイディー(奥さん)は、「和食は初めてなの』と言いながら上手にナイフ&フォークでお寿司をぺろり。ステファニー(上のお嬢ちゃん)が良く寿司を作るため寿司は何度か食べているらしいのですが、ネタが違うので少し戸惑っているようでした。 で、ボスは、「和食はアートだ」と褒めの言葉。彼には白いご飯、色とりどりのネタ、深緑の海苔の取り合わせがえらく気に入った様子でした。 アルコールが入るにつれてティーボが饒舌になり、ボスが逆に言い含められる場面も。意外な一面も見えて楽しい夜でした。 でも、10歳になったばかりのイザベルも含めてみんな母国語じゃない英語で会話しているのだから、ベルギー人家庭はスゴいよ。

明日の準備

にEは大忙し。仕込みをやっています。まぁ、大丈夫でしょう。結局ボスと奥さんと息子さんと下のお嬢ちゃんの4人で来てくれるようです。果たして子供達は和食が食べれるのでしょうか? どんな顔をするか今から楽しみです。 今日、自分の不注意で指を少し切ってしまった。ちょうど食後2時間位だったので、すかさず血糖値を測ってみました。お昼はサンドイッチだったのですが食後2時間で130mg/dL。う〜ん、ちょっと高いじゃん。ヤバいぞ。BMIも24ぐらいだし、これじゃ糖尿病予備軍だ。 やっぱり運動不足と食事の欧米化が効いている。摂取カロリーを減らすのはキツいから運動を増やして筋肉を付けて基礎代謝をあげる位しか手が無いなぁ.... 糖尿病の研究やっていてもコレですから、なかなか厄介な病気です。 スキーシーズンに向けてちょっと走るかな(ウソ)。

登校拒否?

帰ってくると、かなりアパートの中が片付いて綺麗になっている。Eが頑張って掃除してくれました。今度の土曜日にはボス一家を招いてささやかなディナーを催すので、その準備です。 因にEはウィーンから戻って来てから体調が良く有りません。このところの急激な寒さと疲労のせいでしょう、風邪引きさんです。でも、今日は語学学校の日。「行った?」との問いに、 「いろいろ掃除していたら時間が無くなって」、「で、もう出掛けなければ行けないと言う時間になったら、お腹が痛くなって」.... それって、学校行きたくないだけ?(笑) まぁ、今日も結構寒かったので、ゆっくり養生して頂いた方が良いということで。

冬到来?

いよいよ冬到来か。 帰りに駐車場を見てみると、フロントガラスをガリガリやっている姿が.... 今日は日中少し雨が降りました。その後風が出て気温が下がったため、フロントガラスが凍り付いたみたい。気温を見てみると3℃。凍る温度じゃなさそうですが、風の影響でしょう。 先週までは上天気が続き、朝晩は少し冷え込むものの日中は十数℃でした。今週に入ってからはそれが一気に数℃冷え込んで、日中も十℃以下。おまけにラボのある建物と建設中の新館のヒーティングシステムを繋ぐためとかで暖房が余り効いていない。実際ラボの温度は18℃以下。これじゃ、室温インキュベートが出来ません(笑)。 いつもは窓を開けて実験しているKatleenも今日は上着を羽織っていた。因に私はPCで作業しながらもフリーズジャケットまで着込んでいます。

Obestatin

先日のScienceにObestatinの論文が出ていました。でも、Obestatinって何だ? Ghrelinと言えば日本人研究者が発見した食欲増進ペプチド。このObestatinはGhrelinと同じ遺伝子からできるまったく逆の作用をもった食欲抑制ペプチドらしい。しかし、同一の遺伝子からまったく正反対の作用を持つペプチドが作られるなんて面白い。ペプチドが作られるには、遺伝子からmRNAが転写されて、それがタンパクに翻訳されて、さらにトリミングや修飾を受けて出来上がる訳で、発現調節機構考えると.... そもそも生体は幾つものホメオスタシスが維持されていて、促進系と抑制系のバランスの上に成り立っています。このバランスが崩れるといろいろな疾病を引き起こす。まったく異なった遺伝子でこのバランスを司っていたり、同じ遺伝子から同様の作用を有する生理活性物質ができたりする例は幾つも知っているのですが、まったく逆の作用をするとなると、咄嗟に思いつかない。 これだけゲノムやポストゲノム研究が進んでも、まだまだ解らないことばかり。機序が解ってもそれは治療の一つの手掛かりでしか無く、実用研究が進まないと薬は産まれません。大変だ〜。まぁ、だからこそ面白いのですが...

ニューカマー

ラボに新人(Ph.D.学生)が入りました。彼はドイツ人のStefan。ドイツの大学で修士を取った後、企業に半年勤め、その後はアメリカのロックフェラー大学で研究をやっていた優秀な若者です。 経緯は、ボスがアメリカ出張の際にロックフェラー大学のある研究者とミーティングをしました。そのラボにStefanがいたらしい。で、彼はアメリカで博士号を取るかヨーロッパで取るか悩んだ末に、ヨーロッパで取ることを決めて自分のボスに相談したところ、うちのボスを紹介されたらしい。 ロックフェラー大学では博士号を取るのに、自分のやりたい研究で取れる訳ではないらしい。Ph.D.学生として一旦プールされ、くじ引きのように各研究室に配属されるらしいのです。Stefanは博士号を取るならやりたい研究で取りたいと考えヨーロッパで取ることにしたのです。 ほぼ2年前に自分がやったように、先ずは住むところを探さねばなりません。就労ビザの延長手続きで用事があったので市役所と大学のhousing departmentへ一緒に行きました。自分の時はボスが直々に付き合ってくれたんだと思い出すとちょっと懐かしい感じがしますねぇ。

ウィーン その3

ウィーンも最終日。フライトが夜なので今日一日時間を有効に使って... まずはシェーンブルン宮殿へ。ここはRojerにも「宮殿の裏に丘が有ってそこに登ると天気が良ければウィーンの街並が綺麗に見えるから」と勧められた場所。生憎天気は小雨だったので人出はやや少なめ(まぁ、11月だし)。チケットを買ってオーディオガイド(私は勉強のために?英語を選択。Eは理解のために日本語を選択)を借りて出発。 英語のガイドでも解りやすかったですよ〜。それに早く終わるし(笑)。E曰く、「日本語の説明は遅過ぎる」このオーディオガイドは早送りが出来ないので、次の説明を聞くためには、その前の説明を聞き終えないとダメ。ちょっと不便。とにかく、ハプルブルグ家はお金持ちだったんだなぁ〜というのが実感。 広い宮殿とその庭を一回りしたらもうお昼過ぎ。中心部に戻ってランチ。これまたRojerが教えてくれたお店に入ってみました。レストランじゃなくてカフェ?パブ。でも、ランチも旨かった。2人でお腹いっぱい食べてビールも飲んで30ユーロ行かないのだからオーストリアって食べ物はちょっと安め(イタリアの方が高いかも)? かなり寒かったけど、楽しい3日間はアッと言う間に終了!

ウィーン その2

ウィーンと言えば、音楽の都?、ザッハトルテ?.... 昨日の話。天気が良いうちに街を一望しようと中心部のシュテファン寺院へ。中に入ろうとすると、衣装を纏ったお兄ちゃんが流暢な日本語で「クラッシックコンサートに行きませんか〜」と。ウィーンに行くならクラッシックコンサートかオペラに行かないととS先生にも言われたので取りあえず話を聞いてみる。当然説明は英語でしたが、なかなか良くわかる説明。ちょっと考えるフリをしていたら先方から45ユーロを38ユーロに値切ってくれたので、こんな機会は無いしと言うことでチケット購入。 ベートーベン、シューベルト、シュトラウスの曲を織り交ぜての2時間あまりの演奏。知っている曲が多く、演奏者のパフォーマンスも面白く楽しめました。 コンサートは午後9時半に終了。ウィーンと言えばカフェでしょ?と言う訳でブラブラ歩いてオペラ座付近まで移動。ミーハーなK&Eは迷わずホテルザッハーのカフェへ。当然?ザッハトルテとコーヒーを注文して、ホンモノのザッハトルテを堪能。のはずが、「えっ、こんな味なの?」 絶対ベルギーのチョコレートケーキの方が旨い。チョコが旨くないもんなぁ〜。 先日買った近所のお菓子屋のチョコレートケーキとコーヒーの方がよっぽどマシだ。まぁ、雰囲気は敵いませんが(笑)。

ウィーン その1

今日はベルギー初め幾つかの国で第一次世界大戦の勝戦記念日でお休み。と言うこと?でオーストリアはウィーンまで足を伸ばしてみました(当然飛行機で)。 ココにもこれまたZつながりのかれこれ7,8年来の友人、Rogerがいます。事前に連絡を取ったところ、晩飯でも食べようと言うことになりました。でも、彼の顔知らないし....(笑)。 音楽の都であるウィーンには医学史博物館と病理・解剖学博物館があり、どちらも行ってみたいと思っていました。が、後者は限られた日にちしか公開されていません。今回は日程が合わず諦めることに。でも、ウィーン大学医学部?内にある医学史博物館には行ってきました。いろいろな展示に交じって驚くべきは精巧にできたWAXモデル。解剖学の実習で使ったのでしょうが、完全に芸術の域のモデルです。特に血管と神経の走行には言葉もありません。う〜ん、スゴい。 ざっと街をブラついてホテルで待ち合わせの時間まで仮眠(朝早かったから)。でも、時間になっても来てくれる様子は無し。電話を入れてみると、「今から行く」と(やっぱり彼もヨーロッパ人) ダウンタウンのパブ&レストランでディナー。ウィンナーシュニッツェルは旨いし、地ビールも旨い。なんだかんだ話して飲んで食べていたらアッと言う間に3時間以上過ぎていた。「今日はゲストだから」とRogerに何から何までお世話になって楽しい夜は更けて行きました。

International party

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今日はBiochemistryユニットでパーティー。幹事はDirkとBart。題して「International day」。 各自参加者は自分の出身地にちなんだ何か1品(食べ物または飲み物)を持ち寄って、親睦を深めようと言うアイデア。我々のユニットには果たして何カ国の人間がいるのだろうと言う単純な疑問から始まったこのパーティー。総勢60人以上のユニットだと、それぞれのラボで何をしているか、誰がいるか分からないこともあるのです。 結局集まったのは、ベルギー各地(当然)、フランス、ノルウェー、インド、南アフリカ、スロバキア、ハンガリー、ルーマニアに日本の9カ国。実際にはもう少し他の国もいるから十数カ国の人間が同じ場所で働いていることになりますねぇ。 で、ベルギー人は当然?のように、ビール、チョコレート、チーズを持ってきました。インド人はスナック類(ルーバンにもインド食材店がある)。ノルウェー人はちょっと変わったワッフル。南アフリカ人はリキュール(これが旨い)。ハンガリー人とスロバキア人はウォッカ(でも、国によって全然味が違う)。フランス人はチーズとワイン。ルーマニア人は手料理のパンケーキ。 私は? Eが作ったおにぎり、焼き鳥、みたらし団子、きな粉団子にイカくん。我が日本食が一番人気だったことは書いておかねば。アルコール類は、どれも捨てがたい。ビールは全部違う味だし、ウォッカも旨かったし、リキュールも.... でも、ちょっと飲み過ぎた〜(明日早いのに....)

やっと上達したかな

今日もカヤックに行ってきました。う〜ん、今期はスゴいヒト。初心者クラスにかなりの参加者がいるのでカヤックが余らない状態(というより足りずに待っているヒトの姿も)。 早めに入ったため、幸い船にはありつけたのですが、ちょっとボロ艇。座ってみると「あれれ...」ステップが無い。まぁ良いか(ステップが無い場合は膝で艇をホールドすれば良いと上級者が教えてくれた)。 問題は、スカートが無いじゃん。何とか1つ見つけ出したのですがこれが... 誰が使ったんだ?というぐらいウエスト(と言うかお腹)がブカブカ。まぁ、太鼓のようなお腹をした参加者も多数いますから(さすが、ベルギー。皆ビール腹)。 まぁ、これでも無いよりはマシとそのまま練習へ。「うん? 以外に上手くできる」。ステップが無い方がヒップスナップを使いやすい感じです。何より、前回Dirkと幅広艇で練習した成果が出て来た感じ。通常艇なら十中八九出来るようになりました(ワ〜イ!)。

博士論文査読

ボスが突然ニコニコしながら「宿題をやろう」(大体ニコニコしながらの時の方が厄介なのですが) 何だと思ったら、とある博士論文を査読してコメントを付けてほしいとのことでした。いわゆるポスドクの仕事です。内容が私の研究フィールドに近いから、良いトレーニングになるだろうとの親心。確かにそうなのですが、読み始めると分からないことが山のようにある。 「来週までで良いから、十分時間はあるよね」とはボスの弁。さぁ、弱ったぞ〜(笑)。 でも、内容はスゴく面白い。それに良く書けている。でも、KULの博士論文と違って構成論文が7報もあるから内容がてんこ盛り。英文だと言うこともあってページ数は200ページもあるし、A4片面印刷だから重い。 頑張って読もう....

英語聞き取り

今日の英語クラスではスティングのAn Englishman in New Yorkを聞き取り。これが結構大変。我々日本人に取って聞き取った英語を直ぐにアルファベットに置き換えるのに先ず一間必要。さらに脱落や結合した音が聞き取れないから。単語を聞き取れて書いているうちに次の単語は聞き取れない。などなど.... これが、隣のゴーシャ(ポーランド人)はスラスラと聞き取って書き留めている。もちろん、単語綴りの間違いはあるもののほぼ完全に聞き取っている。 ベルギー人も8割以上は聞き取れているみたい。 それでも、みんなが「Combat」を「Come back」と聞き取っていたのにはちょっとホッとした(笑)。 やっぱりアルファベット文字圏とそれ以外とではハンデがあると思うのですが...

最後のBrugge

今日は朝から秋晴れ。さて、どこへ遊びに出掛けようか? と、もたもたしていたらアッと言う間にお昼過ぎ。これじゃイカンとBruggeへ行くことにしました。行ったヒトならご存知の通り秋のBruggeはどことなく良いのです。 お昼過ぎと言うことで高速もスイスイで1時間ちょっとでBruggeに。駅前のパーキングにクルマを停めて市内をブラブラ。風が結構冷たい。と言うより寒いゾ。そう言えば初めてBruggeを訪ねた時は冬で、メチャクチャ寒かった。市内観光も早々にカフェに入ってランチで暖まった覚えがある。 夏の暑いBruggeも良いけど、やっぱりちょっと寒い秋のBruggeが一番かも(冬は嫌だ)。 これで、Bruggeに来ることもそうそう無いだろうなぁ。

買い出し

今日は日本食材の買い出し。 11月の半ばにボス一家をここへ招いてお礼のディナーを催そうと言う計画なのです。ボスのお宅へ招かれた時には、所謂ベルギー家庭料理をごちそうになりました。当然?お返しは日本食でしょう(笑)。 何度かラボへお寿司や変な日本食を持って行ってボスは試食済み。一応大体のものはOKでした。ご家族はどうなんだろう? まぁ、何とかなるだろう(ホントか〜)。 と言う訳でオベレイズの韓国食材店で日本食の買い出し。米も切れそうなので20kg弱購入。コレだけ有れば帰国までに絶対消費できないから残りは炊飯器とともにDirkにあげる。 もうあと2ヶ月だから、下手なものも買い込めません。まぁ、大概の食材はDirkが引き受けてくれそうだけど(いつの間にか彼は日本食愛好家になってしまいました)。12月にはMiekeとDirkを呼んで日本料理教室を開かねば....

ステファニー

はボスの一番上の娘さん。Leuvenの法科大学で勉強中。 今日は突然ラボにやって来ました(理由は知りません)。ヒールの音をラボの廊下に響き渡らせながら教授室へ。私はボスの自宅へお邪魔した際に面識があるので何とも思わなかったのですが、Roelが「今のレディーは誰?」と DirkもKatleenもLeentjeも察しがついていたので、コレには一同大笑い。 「レディーって一番上の娘さんだよ」と教えると、「Damn, she is really not bad.」と(笑) ボスの部屋には彼女が小学校か中学校の頃の写真が飾ってあるのですが、そのあどけない表情からは想像できないぐらいベッピンさんになっているので、Roelが分からなかったのも想像がつきます。 「美人で頭も良いから」とはDirkの弁。やっぱり何か不公平かも(笑)。

実験追い込み

結局今のところ第一著者となる論文は出ていません。2年間の留学で何とか一報書ければと思っているのですが、思うようにデータが出ません。共同研究者との擦り合わせもあるので、どうやらベルギーにいる間に投稿は無理っぽい。けど、キッチリやるべきことをやってデータをまとめておかないと、また共著論文になってしまいます。と言う訳で、実験追い込み! やっとノックアウトマウスも順調に繁殖しているので、実験が少し軌道に乗ってきました。でも、一人で出来ることは限られています。う〜ん、専属テクニシャンが入ればねぇ。でも、決め手の実験は任せられないし... やっぱり自分でやった方が納得がいくし、西洋人と日本人の考え方の違いがデータの仕上げ方に影響していると思う。 例えば、バッファー。肝になる実験の場合は、バッファーもキッチリ調整します。が、Dirkなんか、「バッファーでしょ」ってMilli Q水は使わずにタップから出る簡易精製水を使っているし(たしかにバッファーだからそうなんですが...)。薬匙も白衣やペーパータオルで拭いて使い回しですから(笑)。 それでも彼らもちゃんとした再現性のあるデータを出すから不思議なんだけど。 細胞培養も、日本の常識では絶対コンタミすると言うような操作をしてもこちらでは大丈夫だし、所変われば何とやら。

イタリア小旅行 #5

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フィレンツェ ー> モデナ ー> マラネロ ー> ベネチア ー> ベルギー 午前中はフィレンツェ観光。昨日時間切れで見れなかったメディチ家礼拝堂を見て、怪しい露店も見て... 19:00にレンタカーを返さなければならないので先を急ぐことに。フィレンツェからベネチアまでは約300kmなので十分間に合うはず。折角なので途中モデナに寄ってみることに。この街はドム前広場が世界遺産。でも、平日とあって観光客は皆無。静かな田舎の街の様相でした。 ココまで来たら隣町のマラネロは? フェラーリ、マセラッティと言えばマラネロ。時間はまだ大丈夫そうだし行ってみよう(いつもこんな調子)。畑の真ん中の国道を西に20分ほど進むとフェラーリの工場前に着きました。街中フェラーリ関連のショップや旗が。街の公園には何気なくフロントカウルが花と一緒に飾ってあったり、街中を次期モデル?と思われるフェラーリがテストコースへの移動で普通に走っていたり... 後は帰るのみ。渋滞もほとんど無く予定通り?18:30には空港駐車場に。案の定、係員なんていないし... 荷物を持って鍵を返しに空港へ。空港の事務所には借り出した時のお兄ちゃんがいました。鍵を返すと真っ先に「ちゃんとパーキング2に停めた?」(心配はそれだけですか?) フライトも順調。でも、最後にハプニングが(と言うほどでもないが)。 空港駐車場でクルマを出して「さぁ、帰ろう」と料金所に向かうと出口を塞ぐ形でバンが1台停まっている。しょうがないので別の出口を探すも大きなコンクリートブロックで塞がれている。 バンを覗くとボンネットが開いていて、オヤジが立っている。「出口はココだけだからどかしてよ」と言うと「エンジンが掛からないから動かない」と。そのうち見る見る帰りを急ぐクルマが大集合。みんな出て来てアレやコレや。でも、誰もエンコしたクルマを動かそうとはしない(いかにもベルギー人)。ジャンプでエンジンを掛けてようやく出られました。ホントにヒトの迷惑より自分が優先なのは困ったもの。 でも、エンコするクルマやエンジンが掛からないクルマは1台では無かったようで(数日駐車場に止めただけでダメってねぇ)。

イタリア小旅行 #4

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ボローニャ ー> ピサ ー> フィレンツェ ボローニャは見るべきところが結構ある。さてどうしよう。とにかく街中へ行ってみる。駅前から噴水を見つつ中心部を目指すと警官に停められました。何だ? 警官はイタリア語で「免許証」 私は英語で「パスポート? それとも免許証?」(良くわからないから取りあえず免許証を出す) 「ベルジオ?」「パスポート」(パスポートを出す) 「ジャポネーゼ?」『ID」(IDを出す、IDには髭のある時の写真が) 「髭が無い」(髭を書いてやろうとペンで顔に書こうとするので、断る) 「車検証」(車検証を出す) 「アーツ、レンタカー」(イタリア語もフランス語と一緒でHはAなのね〜) どうやら今日は休日なので居住者登録か何かが無いと旧市街には入れないらしい。でも、レンタカーはその規制を受けないので問題無し。しかし、終止警官はニヤニヤしているし、髭書こうか?なんてギャグ言うし、う〜ん、イタリアンですねぇ。 結局休日でどこも閉まっているようなので街並をぐるっと見て終了(かなり残念、また次の機会)。次の目的地はピサ。途中山越えの高速はバケツをひっくり返したような土砂降り。あれだけメチャクチャな走りをするイタリア人も雨には慎重に走るようで、極めて安全(笑)。雨以外は順調にピサへ。ピサへはSS1のアウレリア街道を通って中心部へ向かいます。が、通行止め。やっぱり休日だから?? 回り道を少しして旧市街に入ると目の前に斜塔が。ホントに傾いているよ〜。良く普通に立っているなぁというのが実感(日本じゃ間違いなく倒れる)。 ピサからフィレンツェへは国道で。でも、国道と言っても片側2車線、信号無し。となるとイタリア人は130km/hで流れて行きます。高速道路と変わらないじゃない(笑)。お陰で予定より早くフィレンツェ着。でも、ここからがちょっと大変。ホテルを駅前に取ったため一方通行の道を何とかホテルまで行かないと.... Eが地図を見ながら「この辺り」と叫ぶところで右折。数度目のトライで上手く駅前に来れました。「うん、ホテルが見える」けど工事中で行けないじゃん。あとはどう走ったか覚えていない位、適当に交差点を曲がりつつ進むと偶然ホテル前に到着。めでたしめでたし。チェックインを済ましてフィレンツェ散策。 街中にルネッサンス美術が溢れている感じです。でも、観光客が多過ぎる〜。日本人も一杯い

イタリア小旅行 #3

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ベネチア ー> サンマリノ ー> リミニ ー> ボローニャ 今日はボローニャのドカティ博物館に寄ってサンマリノ共和国を訪れ、フェラーリ博物館も見てリミニに寄ってボローニャで泊まる予定。早めにベネチアを出ようと思ったものの、いつも通り出遅れた(笑)。 確かイタリアの高速は130km/hだったよなと思いつつ、前のクルマに合わせて160km/h前後で巡航。このパンダ、1300ccのディーゼルとは思えないぐらい元気に走ります。幸い捕まることも無く(笑)ボローニャに到着。でも、ドカの工場の場所が良くわからない。リングに入って2番出口を探すもチンプンカンプン(イタリアの道路標識は分かりにく)。そうこうしていたら訪問予定時間の11時を過ぎちゃった。 電話を入れると、「午後4時のツアーにして」と。でも、予定満載で4時にボローニャに戻って来れないので今回は諦めることに(トホホ....)。 ボローニャから南下してサンマリノへ。サンマリノ共和国は山の上の小さな国でK&Eに取っては14カ国目?のヨーロッパ。どうやら?免税でいろいろなものが買えるのか、イタリア人観光客が多い。小道の両脇にあるお店には何処かのブランドの偽物がところ狭しと並んでいたり、そんな中にホンモノも売っていたり... たまたまイタリアの要人が政庁に来ていたらしく時間外でも衛兵を見ることが出来ました(ラッキー)。街を少しブラついてフェラーリ&アバルト博物館へ(暫し目の保養)。 次いでリミニ。ここは亡くなった友人の故郷の街。どんな感じか見たくて立ち寄ってみました。山間の街並は何となく信州のよう。でも、海に面していて波止場もあって。彼が白馬の地を第二の故郷に選んだ訳が何となく分かるような気がしました。